はじめまして。「ほけんダイエット|FP1級」を運営している、まつもとです。KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)で、法人保険のご相談を担当しています。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)として、中小企業の社長とご家族の「もしも」と「これから」に向き合っています。

私が大切にしている想い

自分に何かあったその時、そしてその後も、従業員や家族がずっと安心して暮らせる未来。

この言葉は、私が考えたものではありません。保険の仕事をする中で、あるお客さまから教えていただいた言葉です。今では私の仕事の原点であり、このブログで発信するすべての記事の軸になっています。少し長くなりますが、この言葉に出会うまでのお話をさせてください。

20代のすべてを保険に費やした8年間

大学を卒業してから8年間、私は大手生命保険代理店に勤め、20代のすべてを保険に費やしました。店頭でお受けしたご相談は1,100名以上にのぼります。全国約120店舗の中で、担当店舗の成績を下位から1位にまで立て直す経験もさせていただきました。

ただ、最初から胸を張れる仕事ができていたわけではありません。新卒のころの私は、「売らなければ」という思いで、商品の手厚さばかりを説明していました。40代後半の女性にがん保険をご提案したときも、深く考えずに、当時いちばん保障が厚いものをお勧めしただけでした。

一本の電話が教えてくれたこと

数か月後、その方からお電話がありました。「がんになりました。保険金は受け取れますか」。

確認すると、問題なく給付の対象でした。そうお伝えしたとき、電話越しに本当にほっとされた様子が伝わってきました。これから続く治療による身体の負担。家族に迷惑をかけてしまうかもしれない不安。生活費を切り詰め、家族にも自分にも無理を強いるところだった。そこを保険が支えてくれたのです。

保険とは、単にお金が支払われる仕組みではない。人が一番つらい「その時」に、心と暮らしを支えるものなのだと、私はこのとき初めて身をもって知りました。

いちばん後悔している日

今でも忘れられない、苦い経験があります。

50代の男性が、おひとりで保険の見直しに来られました。毎月約4万円の保険料が、次の更新で1.5〜2倍に上がると案内が届いたそうです。さすがにその金額は払えない。それでも保障はしっかり残したい、というご相談でした。

年齢と息子さんの年齢を伺った私は、背景を深く聞かないまま、「そこまでの保障は必要ないと思います」とお伝えしました。保障を適正にすれば保険料も抑えられる。多くのお客さまが保険料を重視されるので、それが一番の解決策だと考えたのです。けれども、お客さまは納得されないままお帰りになりました。

後日、その方は奥さまと息子さんと3人でいらっしゃいました。息子さんは車いすで、施設で暮らしていらっしゃいました。

「元気なうちは私が支える。でも、私に何かあっても、病気になっても、息子がちゃんと暮らしていけるようにしておきたい」。

そのとき、私は自分の未熟さを心から恥じました。お客さまが本当に求めていたのは、保険料の安さではありませんでした。自分に何かあったその時、そしてその後も、家族がずっと安心して暮らせる未来だったのです。

あの日から、私は保険の話をする前に、必ずお客さまの守りたい人の話を伺うようになりました。

社長が守っているのは、家族だけではない

やがて私は、中小企業の社長からご相談をいただく機会が増えていきました。そこで気付いたのは、社長が守っているのはご家族だけではないということです。毎日一緒に働く従業員と、その先にいる従業員のご家族の暮らしも、社長の肩にかかっています。

社長に万一のことがあった「その時」、会社は従業員に給与を払い続けられるでしょうか。借入の返済や取引先への支払いは滞らないでしょうか。そして「その後」、会社は事業を続け、従業員は安心して働き続けられるでしょうか。社長が連帯保証をしていた借入が、ご家族の肩にのしかかることはないでしょうか。

社長にとっての「その時」は、突然訪れるとは限りません。いつか訪れる勇退の日もまた、ひとつの「その時」です。長年会社を支えてきた社長が、役員退職金をしっかりと受け取れること。そのための財源をあらかじめ準備しておくことは、勇退した「その後」の社長とご家族の暮らしを支えます。そして、後を託す従業員が安心して働き続けられる土台にもなります。

あのお客さまから教わった言葉は、社長の立場に置き換えると、こうなるのだと思います。

自分に何かあったその時、そしてその後も、従業員や家族がずっと安心して暮らせる未来。

決める人と、最初から向き合う

もうひとつ、大切なことを教えてくれた出来事があります。

建築業を営む社長の奥さまから、ご主人の保険についてご相談を受けました。ご主人に何かあれば、奥さまやお子さまに負担がかかる。会社として借入もある。治療費、ご家族の生活費、借入のことまで考えて保障額を算定し、奥さまと一緒にプランを決めていきました。後日ご主人にもご来店いただき、ご説明のうえでご納得いただきました。

ところが、その後に別の説明を聞かれたことで行き違いが生まれ、ご契約は白紙になりました。

正しく説明するだけでは足りない。決める社長ご本人と最初から向き合い、信頼を築くことが何より大切なのだと、このとき学びました。

私がお約束すること

こうした経験から、私は法人保険のご相談で、次のことを大切にしています。

  • 商品の話より先に、会社の数字と、数字には載らない想いの確認
  • 誰を守りたいのか、従業員とご家族にどんな未来を残したいのかの共有
  • いつ、どのように会社を託したいのかの検討
  • 社長ご本人とご家族、それぞれの想いへの向き合い
  • 保険を増やすより見直したほうがよい場合も、正直なお伝え

保険は、会社と大切な人を守るための道具のひとつにすぎません。だからこそ、必要なものを、必要な分だけ。このブログの名前「ほけんダイエット」には、そんな想いを込めています。

このブログでお伝えしたいこと

このブログでは、社長の万一の備えや役員退職金の準備など、法人保険の考え方を、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。誰かに言われるままではなく、社長ご自身が納得して選べるようになっていただくこと。それが、このブログの目指す姿です。

自分に何かあったその時、そしてその後も、従業員や家族がずっと安心して暮らせる未来。その未来を、社長と一緒に描かせてください。

経歴

  • 2013年 新卒で保険業界へ。大手生命保険代理店で8年間勤務
  • 2016年 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)取得
  • 保険相談の対応実績1,100名以上
  • 120店舗中 営業成績1位

こんな経営者さまのお役に立ちます

  • 社長交代や事業承継を控え、会社の保険を整理したい
  • 役員・従業員の退職金を、計画的に準備したい
  • 経営者に万一のことがあったときの、会社の資金繰りに備えたい
  • 従業員の福利厚生を充実させ、採用や定着につなげたい
  • 加入中の法人保険が、今の会社に合っているか分からない

ご相談担当

保険募集人 まつもと
所属代理店:KICKコンサルティング株式会社(銀座本社)

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